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2011年1月17日 (月)

2011シーズンのアントラーズに望むこと

天皇杯決勝からだいぶ経ってしまった。

こういうブログ等は時事ネタのほうが面白いだろうし、今更その試合の感想を書いたところで皆さん面白くないでしょう(笑)

まあ、後でデータ等を録画で確認しても、前半は清水にシュートを2本、しかも枠外にしか打たせてなかったみたいだし、実際サイドからヨンセンにクロスがほとんど上がってこなかったから怖くなかったよね。たまにヨンセンにヒヤッとするボールが上がってきたのも、小野からアーリー気味のクロスで得点に直結するものではなかったし。

後半失点しても『まあ簡単には勝たせてくれないよな…』ってスタンドで連れにつぶやく余裕があったし(笑)興梠が決定機を外した場面でも、いつか決めてくれるだろうなって空気が出てたしね。野沢がFKを決めて、『ああ、もう終わったな』って思えたし。

って、旬の過ぎた話はここまでにして(笑)

2011年、鹿島アントラーズに望むことを個人的に書きたいと思う。

まずはACL優勝でしょ。

文字通り悲願の優勝を果たして欲しい。

いつも全タイトル制覇の話をするんだけど、最低限、今年はACLを制覇して欲しい。

言うまでもないでしょう…クラブW杯でアントラーズが見たいんだよ。

天皇杯決勝でさ、浦和サポと思われる人が、

『鹿島がACLに優勝しないと認めない』

とかって言ってたの。

あんまりいい気はしなかったよね。

やっぱり浦和とG大阪はACLに優勝してるけど、鹿島はベスト8止まり。

そりゃあ、言われてもしょうがないよ、悔しいけど。

個人的に、選手層を考えても2008か2009シーズンでACLに勝てなかったら厳しかったと思ってた。だから2010シーズンにACLで敗退したのも、2009シーズンよりもガックリはしなかった。

そうすると、2010シーズン以前からの選手層との比較から考えてみないといけないよね。

2010シーズンはイ・ジョンスをACL対策で獲得したと言われていたけど、田代とダニーロの放出により、攻撃面の高さのオプションとしては駒が足りなくなったのは事実。

イ・ジョンスは守備だけでなく、セットプレーでは貴重な得点源になったけど、やっぱり重要なのは流れの中だと思うから、ある程度ターゲットになれる選手が前線にいることがいかに重要かと思い知らされた。特にビハインドを追ったときや、ホームアンドアウェーという大会の性質、特に決勝トーナメントに入ってからは、パワープレーは重要だと思う。

今期は田代の復帰に加え、190cmのFW、カルロン(彼はヘディングは大きさの割に強くないという噂があるけれど…)が加入。特にACLの決勝トーナメントで中央アジア勢やオーストラリアのクラブと対戦する際には、必要な高さのオプションができる。

更に意外と評価が高くないけれど、千葉からアレックスを獲得したことで、4-3-3のシステムで左サイドからのクロスをある程度計算ができるようになる。アレックスは左のウイング、サイドハーフ、サイドバックといった複数のポジションでサイドアタックが計算できる。しかもプレースタイルはドリブラーというよりも、シンプルにクロスをあげてくれるので、中でも合わせやすいと思っている。

たまたま千葉の試合を見る機会が何度かあったので、アレックスの印象は強い。しかも右ウイングとして、右サイドから中に仕掛けるようなプレーや、アーリークロスといった対応もできる。またセットプレーのキッカーしても計算できる。

福岡や柏ではヴォランチでプレーしているし、鹿島の4-4-2で流動的に中盤とサイドバックが絡むようなシステムにも順応できるのではないだろうか?

※余談だけど、アレックスは双子で、双子の兄アランは北九州でもプレーしていた。本人は『兄と同じチームでプレーするのが夢』と言っていたらしい。

後は79年組に追いつき、追い越す選手、特に中盤の選手の台頭かな。

個人的には小谷野がどれぐらいできるかに期待している。

川島が山形にレンタル移籍したことで思ったけど、小谷野はユースからトップに昇格してから5シーズン目を迎える。ある意味スタッフからも期待されているからこその今シーズンだと思うし、昨シーズン以前からも技術的には非常に面白い選手だと思っていたから尚更だ。

また、遠藤も昨年のACLでは活躍したし、リーグの序盤ではかなりインパクトを与えていた。しかし、コンスタントに活躍ができなかった…今期は本山、野沢、フェリッピの3人に、遠藤、増田、小谷野がどれだけポジションを脅かすことができるか?興味深い。

新卒の選手達に関しては、直接見てみないとわからないこともあるだろうけど、基本的には2年目以降なのかな?と思っている。

数年前にあるブラジル人選手がぼやいていたことがあった。

『どうして日本人の選手は、紅白戦で激しくプレーしてアピールしないんだ?』

実際にそのシーズンに紅白戦を見て、もっとやりあってもいいんじゃないか?という印象を持ったことがある。しかもそのシーズンは優勝からは縁が遠かった。

対戦相手のことを分析することも大事だし、戦力を補強することも大事。しかし日頃の練習から更にそのポジションを争い続けることが一番重要なんじゃないか?って思うんだよね。

2007シーズンにリーグ優勝したとき、オリヴェイラ監督の手腕がクローズアップされたけど、実は以前の甘かったポジション争いから、各ポジションのレギュラー争いが激しくなったことでチームは確実に強くなったと思う。

2007シーズン初めの2トップは柳沢とマルキーニョスだったけど、シーズンを通じてポジションを譲らなかったのはマルキーニョスで、2トップのもう一人は柳沢が怪我で戦列を離脱すると、田代、興梠、佐々木…全てのFW登録の選手が試合で結果を残していた。

ヴォランチも小笠原が復帰した後、累積で小笠原が出場停止になっても船山が穴を埋めた。

CBはファボンが骨折した後は大岩がいたし、攻撃的MFではダニーロの不調で怪我から復帰した野沢や本山、増田と、基本的にはかなり各ポジションで争いがあったことがわかる。

更に噂されている本田拓也の獲得が実現すると、守備的MFの層もぶ厚くなる。今まで以上、もしかしたら外国人選手に依存気味だった第1期、第2期黄金時代以上の選手層があるのが今シーズンだし、しっかりとチーム内で切磋琢磨することができれば、最低限ACLを獲得し、尚且つ国内タイトルを獲得することができるんじゃないか?という期待が持てる。

ただ、心配なことがないわけではない。

前後するが、1年目の選手は特に『入団したら特別なことがない限り3年は面倒見る』という鹿島の方針を逆手にとって、甘えてしまうことが、実はチームにとってもマイナスになるということを強調しておきたい。

特にあれだけ高校選手権で注目された柴崎は、1年目からレギュラーポジションを奪うために戦って欲しい。野沢、本山越えを本気で狙うことが必要だろうし、クラブも発破をかけて欲しい。

過去のエピソードを交えて長々と書いたけれど、

『どうして日本人の選手は、紅白戦で激しくプレーしてアピールしないんだ?』

と、過去在籍したブラジル人選手がぼやいていたシーズンは実際タイトルが取れなかった。

4シーズン、大きな貢献をしたマルキーニョスが退団した。今シーズンも残留したとしたら、それなりに活躍もできただろう。

そんなエース格の選手を放出したにも関わらず、今シーズン(2011シーズン)はそれだけの選手層がある。だからこそチーム内で正しくポジションを争うことができれば、タイトルが獲得できないはずがない。

ある意味言い訳できないシーズンだ。だからこそサポーターもいつも以上に声援を贈るだけでなく、厳しい目で見つめようじゃないか!

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